天童よしみ2011年全曲集

天童よしみ( 天童芳美 ) 天童よしみ2011年全曲集歌詞
1.人生みちづれ

作詞:水木れいじ
作曲:四方章人

うれし涙も この世にあると
はじめてあんたが 教えてくれました
まわり道した 今日までは
俺にあずけりゃ いいと言う
あゝ決めたのよ… 決めたのよ…
人生みちづれ あんたと生きる

いつも裏目に 出るまごころに
覚えたお酒の せつなさ ほろ苦さ
リンゴ畑の おふくろに
逢いにゆくかと 肩を抱く
あゝ決めたのよ… 決めたのよ…
故郷(ふるさと)みちのく あんたと生きる

どこへ流れる さだめの川を
似た者どうしで しあわせ探すのね
花と咲く日も 散るときも
この手離さず ふたりづれ
あゝ決めたのよ… 決めたのよ…
人生みちづれ あんたと生きる


2.幸せはすぐそこに…

作詞:木下龍太郎
作曲:徳久広司

背伸び爪立(つまだ)ち 遠くを見たが
捜せなかった やすらぎは
腰を屈(かが)めて 手探りしたら
指に触(さわ)った ぬくもりが
愛と一緒に 幸せは
貴方(あなた)の胸に すぐそこに…

傍(そば)にあるのに 気が付かないで
なんでわざわざ 遠まわり
無駄な涙を 流して知った
女ごころの おろかさを
隣り合わせの 幸せは
貴方の胸に すぐそこに…

こころ気遣(きづか)う やさしい影が
明日の私の 道しるべ
ひとり歩きで 作った傷は
きっと治して やると言う
捜し求めた 幸せは
貴方の胸に すぐそこに…


3.いのちの限り

作詞:荒木とよひさ
作曲:水森英夫

女のいのちが 輝くときは
運命(さだめ)という名の めぐり逢い
生まれて良かった あなたの為に
この胸とまれ 明日よとまれ
夢を咲かせて
女の人生 命(いのち)の限り

涙がこぼれて くじけたときは
励(はげ)まし続けた 母の声
愛する力は 支える力
この手をひいて 背中をおして
夢を掴(つか)めと
女の人生 命(いのち)の限り

女が花より 綺麗なときは
悲しみ乗り越え 倖せが
あしたのむこうに 陽はまた昇る
この道信じ 心を信じ
夢を抱きしめ
女の人生 命(いのち)の限り


4.春が来た(シングル・バージョン)

作詞:健石 一
作曲:徳久広司

あきらめかけてた 女の夢ひとつ
初めて咲きました あなたの優しさで
守って下さい 嵐が来た時は
折れて散りそな 花だから
胸につつんで 抱いててね
あゝ春が来た あなたと言う名の 春が来た

待ってて良かった あなたに逢えました
忘れていいですね 心の傷あとは
うしろは見ません 明日(あした)が逃げるから
まわり道でも いいんです
そこにしあわせ あるのなら
あゝ春が来た あなたと言う名の 春が来た

笑顔も仕草も 私に似てるのね
信じてみたいのよ 一途な人だもの
迷わず生きてく 最後と決めたから
ふれたその手の ぬくもりを
永遠(あい)と読んでも いいですか
あゝ春が来た あなたと言う名の 春が来た


5.珍島(チンド)物語


6.あんたの花道

作詞:木下龍太郎
作曲:安藤実親

鳶(とび)が天まで 舞い上がるには
送り風より 向かい風
夢を捨てずに 明日(あした)に生きりゃ
人生芝居の 筋書きに
いつかやって来る きっとやって来る
目指すあんたの 花道は

ひとにゃ見えない 男の値打ち
惚れた私にゃ よく見える
酔っていいのよ 心の憂(う)さは
お酒が洗って くれるから
いつかやって来る きっとやって来る
遅いしあわせ 二人にも

傘も差せない 土砂降(どしゃぶ)り雨も
やがて上がって 陽が昇る
女房なりゃこそ 掛け声ひとつ
人生舞台の 大向(む)こう
いつかやって来る きっとやって来る
晴れのあんたの 花道は


7.夜明け(シングル・バージョン)

作詞:池田充男
作曲:西條キロク

恋がひとつ冷(さ)めて
暗い夜が明ける
ながれない掘割に
光る朝がきたわ
出て行った あいつには
一から十まで だまされた
世話をして 夢を見て
ひとりにさせられた
たかが別れじゃないの
泣いてることはない ことはない

せまい部屋のすみに
使い捨てのライター
窓あけて投げようか
空にむけて遠く
この胸の なぐさめに
あてない旅など してみよう
お金なら 五、六枚
財布にのこってる
たかが別れじゃないの
泣いてることはない ことはない

出て行った あいつには
一から十まで だまされた
世話をして 夢を見て
ひとりにさせられた
たかが別れじゃないの
泣いてることはない ことはない


8.美しい昔(ニュー・バージョン)

作詞:SON TRINH CONG・訳詞:高階真
作曲:SON TRINH CONG

赤い地の果てに あなたの知らない
愛があることを 教えたのは誰?
風の便りなの 人のうわさなの
愛を知らないで いてくれたならば
私は今も あなたのそばで
生命(いのち)つづくまで 夢みてたのに
今は地の果てに 愛を求めて
雨に誘われて 消えて行くあなた

来る日も来る日も 雨は降り続く
お寺の屋根にも 果てしない道にも
青空待たずに 花はしおれて
ひとつまたひとつ 道に倒れていく
誰が誰が 雨を降らせるのよ
この空にいつまでも いつまでも
雨よ降るならば 思い出流すまで
涙のように この大地に降れ

雨に誘われて 消えて行くあなた


9.花筏-Hanaikada-


10.なんで泣く

作詞:羅勲児・訳詞:武田こういち
作曲:羅勲児

泣くな なんで泣く
たかが女ゆえ
雨にうたれ 想い出洗い流し
全てを忘れなよ
どうせ人生 別れじゃないか
泣くな なんで泣く バカだなあお前

泣くな なんで泣く
たかが別離(わかれ)ゆえ
海に向い 未練を投げ捨てて
二度とは 振りむくな
どうせ人生 ひとりじゃないか
泣くな なんで泣く バカだなあお前

どうせ人生 芝居じゃないか
泣くな なんで泣く バカだなあお前


11.男の夜明け

作詞:吉岡治
作曲:弦哲也

泣いてこの世を 生きるより
笑って生きろと 励ました
俺もあいつも
蛇足(だそく)ばかりの 人生だけど
夢を捨てずに いるかぎり
きっと来る来る きっと来る来る 男の夜明けが

寄らば大樹の 蔭よりも
嵐に打たれる 枝でいい
時代遅れが
媚(こび)を売らない 苦酒(にがざけ)のめば
いつか天下を 廻り持ち
きっと来る来る きっと来る来る 男の夜明けが

月にむら雲 花に風
それでも希望(きぼう)を 背負(しょ)って立つ
なにがあっても
意地が男の つっかい棒だ
花も実もある 人生さ
きっと来る来る きっと来る来る 男の夜明けが


12.心の花(シングル・バージョン)

作詞:建石一
作曲:徳久広司

心の花を 枯らさないで
涙あふれる つらい時でも
枯らさないで 自分の花を
雨に打たれても 風に吹かれても
負けない強さ …
見上げる夜空の 星の数よりも
幸せはあるよ 信じよう
心の花を 枯らさないで
涙あふれる つらい時でも
ララララララ …

心の花を 咲かせましょう
それが生きてる 熱い証(あかし)よ
咲かせましょう いのちの限り
胸の悲しみを 救い合えるのは
ほほえみだから …
小さな喜び ふれるぬくもりが
大きな輪になる いつの日か
心の花を 咲かせましょう
それが生きてる 熱い証よ

雨に打たれても 風に吹かれても
負けない強さ …
あなたと私が 同じ場所にいる
人生の不思議 大切に
心の花を つなげましょう
きっと優しい 愛がひろがる
ララララララ …


13.大阪レイン


14.「与謝野晶子」より 晶子絶唱


15.黒髪

作詞:池田充男
作曲:西條キロク

ながい黒髪 まかせることは
女にとって 命あずけた 証です
一生一度のネェ 恋ならわたし
もえてきれいに ほろびたい

化粧している 鏡の顔が
にじんでゆれて いつかあなたの顔になる
今日もせつないネェ この衿あたり
きっと受けます 唇を

逢えばそれだけ 苦しむものを
我慢の糸が きれて二夜は待てないの
よわい女とネェ 見ないでほしい
風に恥らう ほつれ髪


16.道頓堀(とんぼり)人情